バレット大掃除特集!

バレットは吸い込むエアの量が多いため、吸込み部分が詰まってくるとご覧のようにエアの量が減り、スキマー水位が上がってしまいます。こうなってはスキマーは機能しません。放っておくとシリンダー(筒部)の下の方まで汚れが付いてしまい後が大変です。

まずはポンプを止めてカップをはずします。
今回は下の方まで汚れが付いてしまったので手強そうです。

エアの出が悪くなっているのでまずは原因を突き止めます。吸い込みに関してはインジェクターをチェックします。NEWインジェクターはホースの脱着も簡単です。

インジェクターノズル部分を取り外します。こちらもワンタッチでOKです。

まず、エア調節バルブを全開にしてホースの先から息を吹き込んでみました。案の定、塞がっています。これで原因はエア調節バルブから赤いホース、インジェクターカップの繋ぎ目までの間に絞られました。

赤いホースをはずします。浄水器のホースと同じように接続アダプターの口部にあるワッシャを押さえながら引き抜けばOKです。ホースは詰まっていませんでした。再度息を吹き込んでみたところバルブも問題なさそうです。

後はホースアダプター部分です。実はここは塩ダレもつきやすいようでご覧のようにたまにつついてやったほうが良いようです。この作業自体はカップ部を分解せずに赤いホースの片側をはずすだけで簡単にできます。今回は少し念入りにつついておきました。

インジェクターカップの掃除が終わったら次はノズル部分を分解しましょう。後で組み立てるときのことを考えてパーツの向きなどはできる限り覚えておきましょう。ふた部分ははずすのに意外と力が要ります。カルシウム分などが付着している場合は手強いです。

Oリングをはずします。現在はOリングは一枚です。

Oリングをはずすと二つに分かれます。中に入っているパーツの向きは逆向きでも組めてしまう(が、機能しません)ので正しい向きをしっかりと覚えておいて下さい。
※画像が見にくくてすみません。

パーツはご覧のような向きで入っています。

歯ブラシでごしごし洗い、すっかりキレイになったパーツたちです。

さあ、組み立てです。しつこいようですがパーツの向きが重要です。実は今まで泡が出ないトラブルの半分以上はこのパーツの向きの間違いによるものなのです。パーツの矢印形の部分にはケース側にぴったりとはまる突起が付いていますのでしっかりと合わせてから組んでください。

組み立ててOリングを付けたところです。Oリングは奥まで押し込まないのがコツです。画像左側には白いカルシウム分のようなものが付着しています。酢に漬けたりすると取れるのかもしれませんが、きりが無いでしょうし私は全く気にならないのでこのままです。

インジェクターカップのふたに取り付けます。はずすときよりは楽に取り付けられます。向きは、エアを吸い込む4箇所の穴のある方をふたに差し込みます。

実はNEWインジェクターはOリングが一枚になったのですが上下に密着しないタイプためインジェクターカップの中に泡が出る事があります。性能的には全く問題は無いのですが気になる方はご覧のようにシールテープを2〜3周巻いて一緒に挟み込んであげると、うまく止まります。

後はカップに戻します。ワンタッチでOKです。あまり力を入れて閉めるとカップごと回ってしまいます。カップも押さえて適度に閉めてください。水が通るわけではないので、ゆるすぎてエアを吸い込んでしまわない程度にきつく(!?)閉めてください。

今度は風呂場でカップ洗いです。バレット3のカップになると台所では洗えません。風呂場等の広い場所で洗う事をお勧めします。スポンジも食器洗い用の硬い生地が付いたものは避けましょう。傷だらけになります。

これは汚い!ベース部分は設置方法にもよりますが簡単にはずして風呂場で洗えるものではありません。あまり汚すと大変です。

濡らしたふきんでひたすら拭き取っては洗いの繰り返しです。手に付くとちょっと嫌です。

すっかりきれいになりました。

カップとオートワッサーもバッチリです。

各接続部のOリングを確認してしっかりと組み立てます。Oリングはフランジの溝にしっかりとはめ込んでから組み立ててください。白いナイロンネジはあまり強く締めてはいけません。また、閉めるときは車のホイルナット締付けなどと同じ要領で(中心をはさみ対面になる2個を対にして)行い、一箇所づつきつく締めていくのはフランジやOリングを傷めますので避けてください。

全ての接続部分をチェックしたらポンプを動かしましょう。エアの吸い込み音も元気に復活し、カップもキレイになり、また本来の能力を発揮してくれます。

完了!

高性能を長く楽しむにはメンテナンスは重要です。毎日休み無く働いているスキマーにも愛情を・・・