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AQUA GEEK

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白点病について

治療の前に、白点病について考える

白点病は(恐らく)誰しもが経験している身近な魚病のひとつです。
魚の体表に寄生すると白い点に見える白点虫は自然界にも水槽内にも、ごく普通に存在する常在菌です。普段、健康な魚には抵抗力があり、体表の粘膜の保護力もあるため、発病する事はありません。しかし、何らかの理由で抵抗力が落ちたり、体表の粘膜が剥がれたり、不足したりすると、寄生され発病する事になります。

理由には、大きく分けて次の3つが考えられます。

まずはその環境として、pH(ペーハー)、アンモニアや亜硝酸濃度、比重、水温などの水質の悪化が考えられます。特にこれらが急激に変化すると、体調を崩してしまいます。一日のうちに3度以上も温度が変化するような環境には、一日の温度変化のほとんどない海に住む海水魚は対応する事が困難です。比重やpH等も同様です。発病してしまった場合には、投薬治療をする前に、これらの環境もチェックが必要です。水質に問題があるままで治療をしても、完治は難しく、良くなってきても同じ環境では、また発病する可能性が高いのです。

他には、元から体力の無い魚を購入してしまった場合も考えられます。現在では採集技術が発達し、ショップ様の飼育技術も高い為、最初から白点が付いた状態で販売されるような事も少なく、見た目には元気そうに見える魚が、購入後に発病する場合があります。しかし、生き物である以上、生まれつき体の弱い個体がいることは事実です。このような魚の場合は諦めて別水槽で飼育、治療するなどの対応も必要になります。いずれにしても、長生きは難しくなります。

同居魚によるストレスが原因で発病する場合もあります。特に新入りの魚などで、先住魚に追い回され、ろくに餌も取れないような状態が続くと、少しづつ体力が低下し、抵抗力も弱くなってしまいます。

チョウチョウウオやハギ等は白点病に罹りやすい傾向があります。